規定トリック競技ベーシック部門 競技ルール (2023年改訂)

2023年より、新しいトリックリスト、競技ルールを採用しています。競技フォーマット自体が大幅に変更になりました。(2023.1.9)

規定トリック競技ベーシック部門は、プレイスタイルごとに自分で選んだトリックを順番に行い、その成否を審査し採点する競技である。

基本ルール

プレイヤーはスタイルごとに、難易度順に並べられたトリックを4つずつ選び、規定の長さの音楽が再生している間に順番に行う。

それぞれのトリックに得点が割り振られており、トリックが成功したらその得点を獲得する。より多くの得点の獲得を目指す。

そのスタイルすべてのトリックを演技できた場合は、追加得点として、スタイル毎4点を獲得することができる。

例:7級のトリックを、4個ずつ(計8個)選び、すべて成功した場合は、トリックの成功得点32点にコンプリートボーナス8点(4点 x 2スタイル)が加えられ、合計40点となる。

配点と審査方法

  • 2Aスタイル、1Aスタイルそれぞれでトリックを事前に4つずつ(全8トリック)選択し、事前に申請します。
  • ミスをしても再度同じトリックへの挑戦が可能です。
    ※ミスをした後にストリングが巻き取れている場合は巻き直し不要
  • 同じトリックへの再挑戦は必ず「ストリングを巻き上げた状態からの投げ直し」が必要になります。
  • 2Aスタイル、1Aスタイルそれぞれで「成功したトリックのポイント」+「コンプリートボーナス※」を集計し、その合計点で順位を決定します。
    ※選択したトリックを時間内にすべて成功させた場合に付与します。 (ミスがあってもやり直して時間内に全て成功できれば付与されます。)
  • トリック成否の判定はジャッジの多数決(旗揚げ/白旗=「成功」、赤=「否」)によりその場で決定します。
    (競技の特性上、ジャッジの見えづらい場所でトリックが実施された場合など、はっきりとジャッジが「成功」と判断ができなかった場合も「否」の判定の旗があがります。)
  • 過半数のジャッジが「否」を上げた場合、再度同じトリックに挑戦するか、次のトリックに挑戦するかはプレイヤーが判断できます。
  • 各セクションで獲得した「トリックポイント」+「コンプリートボーナス」の合計点で順位を決定します。
  • 演技終了後の再審・訂正は原則行われません。

演技時間と流れ

  • 2Aスタイル30秒、スタイルチェンジ15秒、1Aスタイル30秒、合計75秒の音楽が流れます。
  • スタイルごとの音楽が流れている間に選択した4つのトリックを実施してください。
  • スタイルの順番は2Aスタイル、1Aスタイルの順番で行います。
  • 使用する楽曲は2パターンの中からご選択いただきます。
  • トリックの実施順は各スタイルのトリックリストの番号が小さい順から実施いただきます。
  • 「スタイル Music」+「スタイルチェンジ Music」 が再生されている間が、そのセクションの採点時間となります。
  • 楽曲が再生されているセクションのスタイルのみが採点対象となります。採点時間外のスタイルをプレイしても採点対象にはなりません。
    (例:2Aスタイルセクション中に1Aスタイルのトリックをプレイなど)
  • 選択した4つのトリックがセクション規定時間内(30秒)に終了した場合、次のセクションの準備を開始しても問題ありません。
  • 音楽を使用するフォーマットに変更となりましたが、フリースタイル競技のような「評価点」は採点を行いません。

音源

 

注意事項

  • 1Aスタイルではバインド仕様での挑戦は可能ですが、バインドミス・キャッチミス・引き戻しミスはトリックミスと見なされます。
  • トリックの手順については、ヨーヨー検定の動画の通りに行うことを前提とします。
  • トリックの方法や、やり方が分からないなどトリックに関する質問はステージ上では一切することはできません。
  • ステージに一度あがったらトリックの練習などはできません。

トリック評価

トリックは、ストリングが軸の周りに巻かれスローハンド(ヨーヨーを投げた手)へ戻ってきた時点で成功です。

トリック失敗とみなされる、特記すべきケースを以下に示します。

  • ヨーヨーを両手で掴んだり、体と手の間で押さえたりした場合。
  • キャッチの際、明らかに、逆方向でストリングが巻かれた場合。
    (原則、キャッチの向きは、投げ出しのできる正方向にストリングが巻かれるようにする必要があります。)
  • トリック自体に成功してもキャッチに失敗した場合。
  • キャッチしても12センチ以上ストリングが巻き取られていない場合。
  • ヨーヨーをスローハンドに引き戻す『バインド』に失敗した場合。
  • ストリングヒット(糸乗せ)に失敗した場合。
  • ヨーヨーのコントロールに失敗しているとジャッジが判断した場合。
  • トリック挑戦中にヨーヨーが分解、もしくはストリングが切れた場合。
    ※フリースタイル競技と同様、切断や飛散により客席にヨーヨーが飛んでいった場合は失格となります。

ヨーヨーの使用に関する規定

  • 参加者は、どのようなヨーヨーも使用できます。また、ヨーヨーやストリングを調整することも認められます。
    ※ただし電動で回転をつけるもの、回転を補助するものに関しては、トリックの成否に影響が出るため利用不可とする
  • ヨーヨーはスタイルチェンジMusic以外の時間でも、交換可能です。同じスタイルの中で、どのような理由でもヨーヨーの変更は可能です。
  • ただし、音楽(演技時間)は止まりませんので、交換で時間がなくなったりしないように注意してください。
  • 予備を含めた複数のヨーヨーをステージに持ち込むことができます。(予備のヨーヨーが多すぎると、ヨーヨー交換間違いやストリングがお互いにからまる原因になります。本当に必要な数のみを用意することを推奨します。)

トリックリスト

ルーピングトリック(2Aスタイル)

級位 ルーピングトリック (2Aスタイル) 得点
10級 スローダウン [多少スリープしてもOK] 1
9級 フォワードパス [キャッチのとき手のひらは上を向く] 2
9級 アラウンド・ザ・ワールド [1周以上] 2
9級 ブレイクアウェイ [肩の高さ以上まであげる] 2
8級 ストール [スローダウンからフォワード・パス] 3
8級 サイドアラウンド [1周以上] 3
7級 インサイドループ [1回以上] 4
7級 アウトサイドループ [1回以上] 4
7級 ホップ・ザ・フェンス [1回以上] 4
7級 リバース・アラウンド・ザ・ワールド [1周以上] 4
7級 フォワードパス・ドロップ 4

トリックのやり方は、ヨーヨー検定のページを参照してください。

 


ストリングトリック(1Aスタイル)

級位 ストリングトリック (1Aスタイル) 得点
9級 スリーパー [ 秒数不問] 2
9級 タワー [ 秒数不問] 2
8級 サイドスリーパー [ 秒数不問] 3
8級 エレベーター [下から上まで / はね上げ不要] 3
8級 ロック・ザ・ベイビー [5往復以上] 3
7級 バインド 4
7級 ブレインツイスター[1回以上:やり方不問。1、2、複合可] 4
7級 トラピーズ 4
7級 ディジーベイビー [3往復・3回転以上] 4

トリックのやり方は、ヨーヨー検定のページを参照してください。

 

(2023.1.10 更新)